【高木復興相・パンティー疑惑】
「そうした事実ない」と全面否定
高木毅復興相は10日の衆院予算委員会で、過去に女性宅に侵入し、下着を盗んだとの週刊誌報道について「そうした事実はない。選挙のたびに噂が 出ているのは承知しているが、なぜ出ているか承知していない」と全面的に否定した。
民主党の柚木道義氏の質問に答えた。
柚木氏は、高木氏の地元の福井県敦賀市に泊まり込み、「被害者」の家族や近所の目撃者、警察OBなどに自ら調査したと強調し、「証言した人は怒っている」と述べた。
その上で「事実無根ならば週刊誌を名誉毀損(きそん)で告訴すべきだ」と訴えた。
これに対し、高木氏は「弁護士と相談している」と述べ、週刊誌記事の訂正要求や告訴を検討していることを明らかにした。
安倍晋三首相は、政治資金問題も含めた高木氏の疑惑について「政治資金にかかわることについて政治家である限り襟を正して説明責任を果たすのは当然だ。高木氏も説明を果たしていくことが大事だ」と述べた。
週刊誌報道については「私自身も全く根拠のない報道をされている。すべて政治家はそういう立場に立ったら告訴しなければならないということもない」と語った。
柚木氏は河村建夫予算委員長に対し、高木氏の下着窃盗疑惑に関する警察資料の提出や関係 者の証人喚問を求めた。
http://www.sankei.com/politics/news/151110/plt1511100032-n1.html