芸人の片手間に書いた小説が240万部で売り上げ1位! 2位は本気の小説家(笑)の作品で16万部 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/10/09(金) 03:54:54.75 ID:nhrh97cR

ベストセラー1位「火花」239万部で2位が16万部って、どうなのこれ

9月のベストセラーリストを見て、少し深刻な気持ちになった。単行本フィクションと分類される文芸部門の1位は当然「火花」だが、2位が「スクラップ・アンド・ビルド」。
1位2位ともに文藝春秋の本なのだが、「火花」は9月中旬で累計239万部、2位の「スクラップ・アンド・ビルド」は16万部。
1位と2位にこれだけの開きがあるのだ。1桁違いどころでない。しかも2位の「スクラップ・アンド・ビルド」も芥川賞受賞で売れ足を伸ばした本。
つまり両方とも今年の芥川賞が大きな話題になったことで売れたベストセラーなのだ。
特定の本が話題になり、その「話題を消費するために本を買う」という購買動機のためにその特定の本が驚異的に売れるが、
それ以外の本はさっぱり売れないという「メガヒット現象」については以前も言及したが、それがとんでもない形で現れたのが今年の出版界だ。
確かに「火花」のヒットで業界としてはとりあえずはホッとしたところだが、それ以外の文芸書が本当に売れていない。
それを考えると、「火花」のヒットを喜んでばかりもいられないのだ。
ちなみに村上春樹著「職業としての小説家」も紀伊國屋書店の買い切りで10万部を突破したが、これは文芸部門とは別のジャンル分けにされている。
先日、文藝春秋を訪ねて飯窪成幸取締役に話を聞き、そのインタビューを10月7日発売の月刊「創」11月号に掲載したが、
文藝春秋1社をとってもまさにメガヒット現象で、「火花」の驚異的売れ行きでたぶん今期の書籍部門は黒字だろうが、
その「火花」を除いてしまうと昨年来深刻な状況が続いている。「火花」のような本が毎年出るわけはないので、
上層部からは、もう「火花」の部数は忘れてがんばらないと大変なことになるという指摘がなされているという。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20151007-00050244/

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