チン切り男に懲役６年求刑「残忍、猟奇的な犯行」
男性弁護士（４２）の陰茎を切り取ったとして、傷害などの罪に問われた元法科大学院生・小番一騎（こつがい・いっき）被告の第６回公判が３日、東京地裁（家令和典裁判官）で行われた。
検察側は論告で、妻から不倫を告白された被告が、殺傷能力の高い枝切りばさみを用意して犯行に及び、切断した部分をトイレに流したと指摘。「被害者は生殖能力を失うなど、重大な苦痛を受けた。残忍で猟奇的な犯行」として、懲役６年を求刑した。
弁護側は「愛する妻を傷つけられたと思い、怒りを抑えられなかった。被害者とは示談も成立している」と訴え、執行猶予を求めた。小番被告は「深く後悔し、反省している。今後はまじめに生きていきたい」と話し、結審した。判決は７月５日に言い渡される。
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