二〇〇八年北京五輪のフェンシング男子フルーレ銀メダリスト、太田雄貴（２９）＝森永製菓＝が十六日、モスクワで行われた世界選手権で金メダルを獲得した。日本勢の世界一は全種目を通じて史上初。二〇二〇年東京五輪招致にも尽力した日本の顔が、快挙を達成した。
太田は準々決勝でロンドン五輪覇者を破るなどして勝ち上がり、米国選手との決勝も巧みな駆け引きと鋭い攻めで主導権を握った。来年のリオデジャネイロ五輪へ弾みのつく優勝となった。
◆次は五輪団体「金」
太田雄貴の話 やってきたことを遂行することだけを愚直にやった。人生の最後の世界選手権になるかもしれないと思って挑んだ。最後の最後でタイトルを取れて本当にうれしい。次は（来年に）団体での五輪の金メダルをみんなで分かち合いたい。
ソース
東京新聞:世界フェンシング 日本勢初 太田が「金」:スポーツ(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2015071702000254.html