返金するって、やっぱり怪しい
領収書の住所に業者存在せず、政活費返還へ 自民党神戸
神戸市議会の自民党系会派「自民党神戸」が政務活動費から調査委託費を支出したとする業者が、領収書の住所に存在しなかった問題で、
調査を依頼した大野一(はじめ)市議(62)=現在は別の自民会派に所属=は3日、別の業者への費用も合わせ、2010~14年度の調査委託費計約1400万円を返還する意向を明らかにした。
収支報告書などによると、会派の窓口だった大野市議は大阪市北区の業者に主に電話アンケートによる市民の意識調査などを委託したとして、計約1120万円を同会派の政活費から支出。
だが、市議会に提出された領収書に記載された同区の住所地には実態がなかった。業者側は「登記の変更手続きを怠っていた」と説明しているが、市議会が調査に乗り出していた。
一方、同会派は11、12年度、神戸市兵庫区の人材派遣会社にも「関西広域連合の認知度」などについての市民調査として計約270万円を支出した。
大野氏は3日、「調査は信頼できる人物に依頼したが、会派からも調査内容のレベルが低く、値段が高すぎると指摘を受けた」と説明した。
http://www.asahi.com/articles/ASH733HWXH73PIHB00B.html