仏南東部で米企業襲撃、容疑者1人拘束 現場に頭部切断の遺体
2015年 06月 26日 19:40 JST
［パリ ２６日 ロイター］ - フランス南東部リヨン近郊で２６日午前、イスラム過激派とみられる集団が米ガス会社を襲撃し、
ガスコンテナを爆発させる事件が発生した。警察筋によると、１人が死亡し、負傷者も複数出ているという。
仏メディアによると、現場で頭部を切断された遺体のほか、イスラム教に関連する文字が書かれた旗が見つかった。地元
テレビは容疑者１人が身柄を拘束されたと伝えた。
近隣企業によると、事件があったのは米工業ガス大手エア・プロダクツ(APD.N: 株価, 企業情報, レポート)の敷地内だという。
フランスでは今年１月、パリにある週刊紙シャルリエブドの本社などが襲撃され、計１７人が死亡している。
メディアはカズヌーブ内相が現地に向かっていると伝えている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0P611N20150626?sp=true
ＡＦＰ通信によると、車が工場に突入して爆発が起きたとの情報もある。工場入り口の柵に切り落とされた頭部が掲げられていた
とも伝えられている。
また、ＡＰ通信などによると、容疑者の男はガスボンベを爆発させ、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）の旗を持っていたという。
（ブリュッセル＝寺西和男）
http://www.asahi.com/articles/ASH6V6448H6VUHBI02W.html
ＡＦＰ通信によると、工場の近くでは頭部が切断された１人の遺体が見つかり、頭部にはアラビア語で書かれたメモのようなものが
付けられていた。また、爆発によって複数のけが人も出ているもようだ。（2015/06/26-18:52）
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062600856
 容疑者は工場に侵入し、数個の小型爆発装置を爆発させたという。また、別の情報筋によると、工場そばで斬首された
遺体が発見された。工場のゲートには、アラビア文字で覆われた頭部が取り付けられていたという。
 関係者の一人は、「これまでの捜査結果によると、1人ないし複数人が自動車で工場に入り、その後、爆発が起きた」と
語った。また、「頭部のない遺体が工場のそばで発見されたが、遺体が別の場所から持ち運ばれたかどうかは分かっていない」
と述べ、「アラビア語の書かれた旗が現場で見つかった」と付け加えた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3052917?ctm_campaign=topstory