9人死亡の教会乱射事件で逃走の男を逮捕
アメリカ南部サウスカロライナ州にある黒人が通う教会で、白人の男が銃を乱射し、9人が死亡した事件で、逃走していた21歳の男が隣接するノースカロライナ州で逮捕されました。
この事件は、サウスカロライナ州チャールストンの黒人が通う教会で、現地時間17日午後9時すぎ、集会に参加していた男が突然、銃を乱射し、9人が死亡したものです。
警察は、ヘイトクライム=人種的偏見に基づく犯行とみて、現場から逃走した男の顔写真などを公開し、行方を追っていましたが、事件発生から14時間後、現場から北西に400キロほど離れたノースカロライナ州内の街で男を逮捕しました。
逮捕されたのは、ディラン・ルーフ容疑者で、犯行の動機などはわかっていませんが、フェイスブック上に、かつてアパルトヘイト=人種隔離政策を行っていたころの南アフリカ国旗を付けたシャンパーを着た写真を掲載するなど、黒人への強い差別意識を持つ人物とみられています。(19日02:02)
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