【next】油まき犯人、家族に心配される #33

33番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/06/17(水) 06:12:08.59 ID:moGX23II

国宝級「神社仏閣」に油を掛けた「カルト教祖」は在米産婦人科医 ②

■震災は神の警告
金山医師は、3人きょうだい。姉と弟がいる。
高校卒業後は米国のウィスコンシン医科大学へ入学。
医師免許を取得し、現在、「ニューヨーク子宮内膜症センター」の所長として勤務している。
「現地では有名な産婦人科医で、医師としての腕には目を見張るものがある。
子宮内膜症だけでなく、不妊治療でも数多くの夫婦を救ってきた」(知人)
米国を拠点に活躍する日本人医師といえば、 聞こえはいいが、
「彼は、2011年3月の東日本大震災を機に日本で宗教活動を行うようになりました」
と話すのは、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団小岩栄光キリスト教会の吉山宏主任牧師である。
「11年10月頃、うちの教会に彼が来て説教してもらった。
その頃から付き合うようになった。
初めて会った時は、気さくな人だと思いました。
全国各地の教会を回るなど、日本のためを思う熱心なキリスト教徒だと思っていたのですが」
ただ、日本に来るようになった経緯を聞くと、一般の人はギョッとする。吉山牧師が続ける。
「その話を彼から直接聞いたことがありますが、概要を説明するとこうです。
震災の直前、 クリニックのスタッフと共に祈りを捧げていると、
『やがて日本で大震災が起きる。直ぐに日本へ行きなさい』との神のお告げがあった。
で、3月11日の震災が起こるまさに1、2分前、彼の乗った飛行機は成田空港で着陸態勢に入ったといいます」
金山医師は、日本の教会で「震災は日本に対する神の警告。正しい神を信じなくてはならない」と語っていたという。
ちなみに、離婚歴があって、
「彼はニューヨークのプロテスタント系の教会に通っていたことがあり、そこで米国人と結婚式をあげた。
ただ、金山さん曰く、結婚して5年程経った時、彼女の頭に蛇のようなものが巻き付いているのが見えたのだとか。
そこで、妻に『お前は、本当は何者か』と問い詰めると、
『私はフリーメーソンのスパイなんです』と告白され、離婚することにしたそうです」(先の知人)
医師としては、こんなエピソードも披露していた。
「ある時、難病に侵され、あらゆる医師から見放された患者の手術をやることになった。
で、いざ、手術を始めるとキリストが囁く声が聞こえ、それに従って手術を進めた。
すると、手術は奇跡的に成功、患者も助かったというのです」(吉山牧師)
IMMを立ち上げたのも「神のお告げ」だという。
マーケットプレイス・ミニストリー(MM)とは、一部のキリスト教徒には、前からある考え方である。
それぞれの信徒の置かれた立場、職場や家庭、住む場所などで神に仕え、伝道しようというものだ。
金山医師は、それを国際的、即ち、インターナショナルに行おうとしたようだ。
「IMMの設立当初は、我々も問題ないだろうと思っていたんですけどね。
しかし、やがて、彼の中にほかの教会の信徒を引き抜いて、IMMに縛り付けようとする傾向が見え始めたのです」(同)
IMMには、最大250人程度の信徒がいたという。元信徒が補足する。
「金山は、周りの人の意見を聞かず、自分こそが神の命を受けていると思い込んでいた。
例えば、彼の下には様々な悩みを持った人が来るわけですが、
そういう人にも神の声だと言って高圧的に『お前はサタンだ』『スパイだ』と罵っていました。
カルト化の傾向がみられ、私自身付いていけなくなりました」

週刊新潮 2015年6月11日号 掲載
http://www.gruri.jp/article/2015/0

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