報道陣に小渕優子氏「紙で出しているのが全て」
６月１８日告示、７月５日投開票の群馬県知事選に向け、大沢知事の後援会組織が１０日、前橋市野中町で事務所の開所式を行った。
２期８年の公約を撤回して３期目を目指す大沢知事は、２期目の選挙と同様に無所属で立候補する。他に具体的な候補者が名乗りを上げていない中、現職の強みを生かした選挙戦を進める構えだ。
事務所開所式には、政治資金規正法違反事件で４月に元秘書２人が在宅起訴された小渕優子・前経済産業相も出席した。
小渕氏は「大沢知事には８年間、群馬のために一生懸命仕事をしてもらった。特に富岡製糸場など西毛に力を入れてもらいました」とあいさつした。
事件については、開所式後、報道陣に対し「紙（コメント）で出しているのが全てです」と答えるにとどまった。
小渕氏は元秘書の在宅起訴後、事務所を通じてコメントを出したが、与野党から説明責任を問う声が上がっている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150510-OYT1T50146.html