日本産の魅力 英国に 輸出倍増へ足掛かり 農相がＰＲ （2015/5/8）
【ロンドン石川知世】林芳正農相は５日（日本時間６日未明）、当地で開かれた日本食のＰＲイベントに出席し、
日本産の魅力を売り込んだ。林農相は、集まった現地のバイヤーやレストラン関係者に向け、日本の農産物など
を扱うよう呼び掛けた。イベントには、輸出倍増戦略を進めるため昨年１１月から今年２月までに立ち上がった
五つの品目別輸出団体が参加した。
イベントでは①米・米加工品②牛肉③茶④花き⑤水産物――の輸出団体がそれぞれセミナーを開いた後、
合同のレセプションで参加者に日本食を振る舞った。
牛肉のセミナーには、現地の企業やメディア関係者ら８０人が参加した。定員を超える申し込みがあり、会場は
満員となった。セミナーでは和牛がおいしい理由として、脂肪交雑などについて説明した。実演で肉を用途ごとに
切り分け、すき焼きの試食も配った。
政府は、２０２０年までに農林水産物・食品の輸出額を１兆円とすることを目指す。
１４年実績は初めて６０００億円を突破した。農水省が取りまとめた国別・品目別輸出目標では、米など８品目を
輸出の重要品目とし、欧州連合（ＥＵ）を重点地域に位置付けている。
以下ソース
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=33258