キューバを訪問中の岸田文雄外相は２日（日本時間３日午前）、ラウル・カストロ国家評議会議長（８３）、兄のフィデル・カストロ前議長（８８）と相次いで会談した。
議長は「歴史的訪問を心から歓迎する。経済関係など２国間関係を強化したい」などと述べた。岸田氏が記者団に明らかにした。
前議長も訪問を歓迎、２００３年に広島を訪れた話をした。０８年に引退した前議長が外相級と会談するのは異例という。
岸田氏と約４５分会談した前議長は「日本人は勤勉で日本製品は優秀だ。日本とは常に友好関係にあった」と強調した。
核兵器の被害や防災、農業、野球などが話題に上った。（共同）
http://mainichi.jp/select/news/20150503k0000e030121000c.html