【ガザ市AFP=時事】イスラエルの経済封鎖下にあるパレスチナ自治区ガザ地区で、ペットボトルを再利用して作られた小型ボートが注目を集めている。
パレスチナ人5人がガザ地区から脱出したいとの思いを込めて製作した。「ガザから抜け出せない鬱積(うっせき)した思いを打ち破りたい」と言うのは電気技師のオベイド・バハさん(25)。いとこの弁護士オベイド・モハメドさん(25)らと協力し、約3カ月をかけて長さ4メートル、幅2メートルのボートを作った。
金属くずを組み合わせて骨組みを作り、そこに1000個近い緑色のペットボトルを接着した。費用は500ドル(約5万9000円)。モハメドさんは「釣りにも行けるし、船に乗るだけでもいい」と満足そうだ。(2015/04/19-07:56)
以下ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015041900010