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【4月9日 AFP】英ロンドン（London）の宝飾店街の貸金庫から、大量の宝石が盗み出されていたことが8日、明らかになった。
地元メディアは、被害額を過去最悪規模の2億ポンド（約360億円）と報じている。
 警察によると、窃盗犯らは、先週末のイースター（復活祭）の休日で多数の宝石商が在庫品を預けていたハットン・ガーデン
（Hatton Garden）にある貸金庫に侵入し、70個の金庫を荒らした。
 8日のメディア報道によると、休日で店が閉まっているはずだった今月3日に、警報が鳴ったのを警備員が聞きつけたが、何も
不審な様子が見つからなかったため警報を止めたという。
 英大衆紙サン（Sun）は、ハットン・ガーデン関係者の話として、「約2億ポンドのダイヤモンド、宝石、現金が盗まれた」と伝えた。
 窃盗犯らは建物内部に隠れ、職員の退社後にエレベーターのシャフトを懸垂下降して、金庫室を打ち破って侵入した可能性も
報じられている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3044903
事件はイースター（復活祭）の連休中に発生し、警察に通報があったのは連休明けの７日だった。英紙テレグラフは、３日夜に
警報が鳴ったにもかかわらず、正面入り口も裏口も施錠されているように見えたことから何も対応しなかったと伝えている。
http://www.cnn.co.jp/world/35062909.html