3日に告示された41道府県議選は、総定数に占める無投票当選の比率が過去最高の21・9%に上り、香川では全41議席の約3分の2(65・9%)に当たる27議席が決定した。
地方政治の「なり手不足」は深刻な状況を迎えている。
無投票率が高かったのは、香川に続いて山形(45・5%)、宮崎(43・6%)-の順。無投票当選がなかったのは大阪、山口の2府県だけだった。
過去の統一選の都道府県議選で無投票率が最も高かったのは平成3年の第12回で21・8%。前回の23年は17・6%だった。
17政令市議選の無投票当選者数は17人。内訳は、熊本が10人で最も多く、さいたまの7人が続いた。
41道府県議選の候補者のうち、女性は379人。全候補者に占める割合は前回選挙を1・6ポイント上回る11・6%で、統一地方選としては過去最高となった。
政党別では、共産が前回から36人増の128人で最多。党候補に占める女性の割合は約47%に達した。
2位は民主の58人で、前回より18人減少した。自民は48人、公明は15人、維新は9人、社民は6人で、生活と次世代は各1人だった。
http://www.sankei.com/politics/news/150403/plt1504030037-n1.html
君、県議員なんて興味ない?