「頻度論」の学者と「ベイズ論」の学者が対談したら 統計論、確率論のお話 ID:3Xi6vIFh

13番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/03/31(火) 10:19:55.41 ID:3Xi6vIFh

>>12
ここに1枚のインチキコインがあるとする。
すなわち、表か裏のどちらかが出やすくなっている。
ただし、どちらが出やすいのかはわからない。
では、このコインを投げたとして表が出る確率をどう計算すべきか?

ベイズ確率
表が出る確率は、1/2である。
理由:表と裏のどちらが出やすいのか全く不明である。
それ故、表の出る確率も裏の出る確率も全く平等である。
それ故、理由不十分の原理により、ともに1/2とする以外にない。

頻度確率
表が出る確率は、0から1までのいずれかであるが、1/2ではない。
理由:コインを何度も投げると、[表の出た回数 / 投げた回数]は、ある値に近づく(大数の法則)。
それが求める確率である。
ただし、このコインはインチキコインなのだから1/2には絶対にならない。

要するに、ベイズ確率は、その時点で有する情報をもとにした一回限りの確率である。
これに対して頻度確率は、無限回試行を前提とした確率である。


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