■性犯罪の罰則強化
第二次安倍内閣で法務大臣を務め、「うちわ問題」で辞任した松島みどり元法相が肝いりで立ち上げた法務省の有識者会議「性犯罪の罰則に関する検討会」の検討が進んできました。この検討会では、性犯罪の構成要件・法定刑の見直し等を検討するというものです(詳細は法務省HP→http://www.moj.go.jp/keiji1/keiji12_00090.html)
もちろん性犯罪は許されるようなことではありません。しかしながら、現在検討されている罰則強化については、現実に則していない内容が多々見受けられます。
■中学生が強姦罪で捕まる?
一例として、現在の法律では性交同意年齢(同意の上で性交をしても良い年齢)が、13歳とされています。今回の罰則強化では、この性交同意年齢を引き上げることを論点としてあげています。
性交同意年齢以下の年齢の者と性交をした場合、暴行や脅迫などが無くても、それは強姦として扱われます。罰則の強化により、仮に性交同意年齢が16歳に引き上げられた場合、中学生同士で性交をすると、それは男性側が強姦したことと同じになる可能性があるということです。性交に及ばずとも、キスをしただけでも強制わいせつ罪となる可能性があるのです。(大丈夫か中学生…)
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