「読売テクノ・フォーラム」の研究交流会が13日、読売新聞東京本社(東京都千代田区)で開かれ、東京薬科大の渡辺一哉教授が、「発電菌がきりひらく未来のバイオ」と題して講演した。
発電菌は、有機物を分解して電子を出す微生物。渡辺さんはこれを使って電気を取り出す研究として、生ゴミや排水を原料にした微生物燃料電池や、水田の土の中の菌による「田んぼ発電」などの例を紹介し、「発電菌で新しい物質循環のシステムを作りたい」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150313-OYT1T50090.html