将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、電王戦は14日、京都市の二条城で開幕し、斎藤慎太郎五段(21)が115手でソフト「Apery」を破り、プロが先勝した。
対局は持ち時間各5時間で実施され、ソフトの指し手役はロボットアームが務めた。先手番の斎藤五段は中盤以降にリードを奪うと、その後も丁寧な指し回しでソフトの追撃を許さなかった。
斎藤五段は2012年にプロ入りした若手の有望株。Aperyは今回、電王戦に初出場した。
これまで2度の団体戦では、いずれもプロ棋士側の1勝止まりで負け越している。
5対5の団体戦で実施されるのは今回が最後。
http://www.daily.co.jp/society/culture/2015/03/14/0007820519.shtml