学術機関である米医学研究所(IOM)と専門家グループが12日、米国でタバコ購入が可能となる年齢を
現在の18歳から21歳または25歳に引き上げると、たばこの使用やそれに伴うたばこ関連の疾病を
大幅に抑制できるとの調査を発表した。
調査は、たばこ購入が可能な最低年齢を19歳に引き上げれば2100年までの間に喫煙の拡大は3%抑制でき、
21歳なら12%、25歳なら16%それぞれ抑制できるとしている。
調査責任者によると、リポートは10日、米食品医薬品局(FDA)に提出された。同責任者はインタビューで
「州や自治体がリポートに注目し、対策を検討するよう期待する」と述べた。
州や地方自治体がたばこ購入の年齢を引き上げることは可能で、現在、アラバマ、アラスカ、
ニュージャージー、ユタの4州で19歳に、ニューヨーク市およびマサチューセッツ州の複数の市で21歳となっている。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0M90UX20150313