兵庫県姫路市西部の市立中学校で２月下旬、授業中に１年の男子生徒が男性教諭（３０）に胸を突かれて転倒し、
頭を２針縫うけがを負っていたことが２日、同市教育委員会などへの取材で分かった。
同市教委は体罰として県教育委員会に報告。県教委が処分を検討する見通し。
同市教委などによると、２月２７日午前の英語の授業中、男性教諭が全生徒に対し、
必要な教材を持ってきたか確認するよう指示した際、男子生徒が「めんどくせえ」と発言。
教諭はこの生徒を教室隣の男子トイレに連れて行き、態度を注意しながら胸を突いたところ後ろに転倒、
手洗い場の角で頭を強打し出血した。救急車で病院に運ばれ、頭を２針縫ったという。
同市教委は「体罰について、教職員にいろいろな形で指導をしてきたが、不十分だったと言わざるを得ない。
指導をより徹底したい」としている。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201503/0007784508.shtml