日本サッカー協会は、新しい日本代表監督について、去年のワールドカップでアルジェリア代表を率いてベスト１６に導いたハリルホジッチ氏（６２）と就任交渉が合意したことを明らかにし、今月１２日の理事会に諮ることに決めました。
日本サッカー協会は、先月３日に解任したアギーレ前監督の次の日本代表監督について、強化を担当する技術委員会で後任選びを進めていて、霜田正浩技術委員長が２回に渡って直接海外へ出向き、ハリルホジッチ氏などとの交渉を進めてきました。
霜田技術委員長は５日夜、「１２日の理事会に諮る日本代表の次期監督が決まった。アルジェリア代表の監督だったハリルホジッチ氏です」と述べて、ハリルホジッチ氏との交渉が合意に達したことを明らかにしました。
そして、１２日の理事会で承認を得てから正式契約を結ぶと改めて説明しました。
霜田技術委員長は、決め手になった理由や今後の予定などについては、「理事会で正式決定するまでは、お話できない」と繰り返しましたが、アギーレ前監督の解任からおよそ１か月で、３年後のワールドカップロシア大会に向けて日本代表を率いる監督が事実上決まりました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150305/k10010005131000.html