TOKYO FMは、ラジオ局が作る防災手引き「LOVE＆HOPE～防災ハンドブック2015」を、
3月11日より全国233店舗のゆうちょ銀行で順次無料配布すると発表した。
TOKYO FMをはじめJFN38局では、東日本大震災直後にスタートした番組
「LOVE＆HOPE～ヒューマン・ケア・プロジェクト」を通じて、被災地に生きる人々の姿や取り組みを紹介している。
TOKYO FMが企画制作したLOVE＆HOPE～防災ハンドブックは、同番組の取材を通じて得られた被災地の知恵、
被災地FM局のパーソナリティから寄せられた体験談、専門家の最新知見を、東北大学の今村文彦教授の
監修のもとに1冊にまとめた。
昨年4月に発行した「LOVE＆HOPE～防災ハンドブック2014」（PDF版）は、リスナーのほか、
地域の避難場所に指定されている学校の教員、防災に取り組むNPO法人・団体など、全国から反響を得たという。
第2弾となる2015版では、「都市」「海」「山」の防災をテーマに据え、エフエム岩手、Date fm（エフエム仙台）、
ふくしまFM、FM-NIIGATA、Kiss FM KOBEのパーソナリティの体験談をもとに、それぞれの災害の特徴や
避難のポイントを紹介する。南海トラフ巨大地震・首都直下地震の最新の被害想定や対処法なども解説する。
また、身の回りにあるもので災害時に役に立つものも紹介。実際に役に立ったとの声が圧倒的に多い
「カセットコンロ」は、ライフラインが止まった時でも温かい食事を作れるほか、ストーブ代わりに使ったり、
上にやかんを置いて加湿器代わりにしたりと様々な使い方ができる。
さらに、2006年から2010年に今村教授の監修で開催した「サバ・メシ（サバイバル・メシ）コンテスト」
に寄せられたレシピから、刃物を使わずにできる料理や、簡単に作れて体が温まる料理などのアイデアレシピも掲載する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150224-00200901-woman-life