高市首相、最低賃金1500円目標を事実上撤回 ヤマト運輸がベトナム人運転手500人採用へ
高市早苗首相は14日の参院予算委員会で、前政権の石破茂氏が掲げた全国平均最低賃金1500円の達成時期を明言せず、地方中小企業の負担を考慮した現実的な判断を示した。これに対し野党やネット上で大企業優遇との批判が広がる一方、支持派は市場原理尊重を評価している。一方、ヤマト運輸は2027年からベトナム人大型トラック運転手を最大500人採用する計画を発表し、国内労働力不足と外国人依存の加速をめぐる議論が活発化している。