イラクで拘束されていたフリージャーナリストの常岡浩介さんが、8日午後に帰国し、「間抜けだった」と謝罪した。
常岡さんは、「『イスラム国』の資料を持ったままセキュリティーチェックに並んだのは、完全にまぬけだった。大ミス、自分の失敗そのもの。本当に、大変なご心配をおかけして申し訳なかったと思う」と語った。
常岡さんは10月27日、過激派組織「イスラム国」からの奪還作戦が続く、イラクのモスル近郊で取材していた際に、クルド自治政府に身柄を拘束された。
クルド自治政府は、常岡さんが「イスラム国」と関係がある人物とみて調べを続けていたが、国外退去処分となり、7日、日本大使館の職員に身柄が引き渡された。
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