日本人が最も多く食べる野菜はダイコン——。厚生労働省は、国内で多く食べられている野菜のランキングを初めて公表した。
なじみの食材が上位に並んだが、同省は、もう一皿野菜を加え、バランスのよい食事を心がけるよう呼びかけている。
同省は「国民健康・栄養調査」をもとに、2012年11月のある1日に、約3万2000人が食べた野菜の量を分析した。
その結果、平均摂取量はダイコンが33・8グラムで最多で、タマネギの31・6グラム、キャベツの26・9グラムが続いた。1日に食べる人の割合が高かったのは、ニンジンの77%、タマネギの65%、ダイコンの51%の順だった。1回の料理で使われる量が多いダイコンが摂取量で最多となったとみられる。