【社会】イスラム教徒は、好戦的でも排他的でもない 中田考氏にイスラム教徒の死生観を聞く@Next2ch #2

2名無しさん@Next2ch:2015/03/29(日) 14:36:58.08 ID:???

──シリアではムスリム同士が殺し合っているのでは。

外から見るとムスリム同士の争いに見えても、彼らは互いをムスリムだと思っていない。

イスラームの意味は神に帰依、絶対服従することだ。
ムスリムとは神に帰依している人間だ。
しかし今のムスリムたちが神に絶対服従しているかというと、怪しい者がたくさんいる。

そういう場合、キリスト教には聖職者がいて誰が信者か決め、破門することもできる。

ところがイスラームはそうではない。そもそも信徒だと決める人がいない。
教義を決める機関もない。だから、世界の信徒数も正確にはわからないぐらいだ。
イスラームは基本的に信徒一人ひとりが神に直接向き合い、他者の内心の信仰には干渉しない。
しかし、今のシリアやイラクの政府はイスラームからの逸脱がいくら何でもひどすぎるだろう
もはや彼らはムスリムではない、と厳しく問い詰める人たちがいる。
そうならば自分たちはイスラームの理想の実現のために
異教徒に堕した背教者たちと戦っているのだからジハードだ、ということになる。

──誰がジハードの宣言を出せるのですか。

ムスリムの土地に攻め込まれての防衛の場合には、特に宣戦布告の必要はなく
誰でも自衛のために立ち上がれる。
自分たちから攻め込むジハードの宣戦布告はカリフ(ムスリム世界全体の元首)だけの大権だ。
ここ90年近くカリフが不在の状況なので、防衛戦争しかできなかった。

画像等
http://i.imgur.com/iNlCoOA.jpg

(全文はリンク先で)

以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/64017

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