【ソウル＝加藤達也】韓国国防省によると、北朝鮮は２日午前６時半ごろからの約１０分に
日本海に向け短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体２発を発射した。
発射地点は北朝鮮西岸の南浦（ナムポ）付近とみられ
同国の内陸上空を東に横切って約４９０キロ飛び、日本海に落下したもよう。
この日は米軍と韓国軍の合同軍事演習の初日にあたり、同省は演習への反発とみている。
聯合ニュースによると、韓国軍は発射された飛翔体について射程約４９０キロの「スカッドＣ」
または改良型の「スカッドＤ」と推定している。
米韓両軍は２日、定例の合同軍事演習「キー・リゾルブ」と、野外機動訓練「フォールイーグル」を韓国と周辺海域で開始。
北朝鮮側はこれに批判を強めており、ミサイル発射直前、朝鮮人民軍総参謀部の報道官声明で
「合同演習をただ見守ることは絶対にしない」と警告していた。
キー・リゾルブは１３日までの日程で、米軍約８６００人、韓国軍約１万人が参加。
米軍は最新鋭の沿岸海域戦闘艦（ＬＣＳ）を初めて派遣し、韓国海軍と射撃訓練などを実施する。
フォールイーグルは４月２４日までの日程で、米軍約３７００人と韓国軍２０万人以上が参加。
訓練の一環として２月２７日から韓国近海で海上機動訓練を展開してきた。
北朝鮮側は１月、米韓演習の取りやめと引き換えに、核実験の「臨時中止」の用意があると表明したが
米韓は受け付けなかった。
韓国軍によると、北朝鮮は２月８日にも短距離ミサイルとみられる飛翔体５発を発射していた。
以下ソース
http://dmm-news.com/article/922987/