上村くん暴行、知人少年らが謝罪求め押しかける
TBS系（JNN） 3月1日 18時12分配信
川崎市で中学１年の男子生徒が殺害された事件で、事件の前、男子生徒への暴行をめぐって、逮捕された１８歳の少年に別の少年らが謝罪を求めるなどトラブルになり、警察に通報されていたことがわかりました。
１８歳の少年と１７歳の少年２人は、先月２０日、川崎市の河川敷で上村遼太くん（１３）の首を複数回突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。
その後の取材で、リーダー格の１８歳の少年が事件の１か月ほど前に上村くんに暴行を加えたことをめぐり、先月１２日、上村くんの知人の少年らが１８歳の少年の自宅に謝罪を求めて押しかけ、トラブルになったことがわかりました。少年は不在で、家族が警察に通報、警察官が駆けつけましたが、その場に上村くんもいなかったため、暴行について確認が取れなかったということです。
また、事件当日の動きについて、１７歳の少年の１人が「一度、河川敷を離れ、戻ったら、上村くんが血を流して倒れていた」「１８歳の少年をとがめたら、刃物を突きつけられ、『殺すぞ』と脅された」などと供述していることもわかりました。１８歳の少年は取り調べに「今は何も話さない」と供述、１７歳の少年２人は容疑を否認していて、警察は殺害に至った動機や経緯を慎重に調べています。（01日17:17）