…を言っても今更始まるもんじゃない。やっとゲームが出る（＝終わる）という時には尚更だ。それでもちょっぴり言ってみたくなるので密かに書いておくとしよう。
『半年で作る』という言葉に踊らされて、２ヵ月分のギャラで２ヵ月でシナリオの母体を書き上げてからもう４年、いつのまにかプログラマーが変り、仕様がかわり、“軽い作品”から“（超）大作”になってしまった(T_T) もとから短い作品用のシナリオ書いたのに…
今更シナリオ変えるわけにもいかず、作り込み足りないという苦情は受けますが、察してください。まったく、これならもうちょっとギャラもらって、自分で全部仕切っておくんだった。
そうじゃなくても、いろいろと内容かわる度の打ち合せ…２ヵ月のギャラで４年も引っ張られたこの身にゃつらすぎる。乗りかかった船と覚悟は決めたが…もう最後の数ケ月はさすがに切れて放り出してしまった。
まあ逆に言うと、４年間も作り込めたとも言えるが…しかし、土台が小さな所にいろいろ盛り上げた、というわけで、いびつなゲームになった感じもする。いわば破綻しているゲームなのだが、終わってしまった今では、まあこれはこれで風情がある（内容的には違うが、盛り込み破綻の怪作、小栗の「黒死館殺人事件」てのもあるわけで）。
だからもういいや。こういうのもあるってことです。
Ｋ