商売の理想は、買い手が最も欲しいと思っているものをコストをできるだけかけずに高い値段で売ることでしょ?
なろうの小説が単行本とかアニメになって売れているわけだけど、なろうでランキングトップに入った小説は、大雑把に言えば需要が最も高い作品だということ
普通のビジネスは、売り手がこういうものが売れそうだと思ったら作って売って、買った人の評価を聞いて、もっと売れるものとかコストをさらに下げる方法とかを考える
なろうのシステムは、ものすごい人数の人たちがものすごい数のアイデアを載せて、そこで大勢が参加するランキングを作るわけだから、売って評価を聞いて改良するというステップを短縮できることになる
そこで例えば、パソコンのOSとかソフトを開発するときに、どんなインターフェイスでどんな機能があるソフトが欲しいのかを一般人にデザインさせて、そこにランキングを作る
そしたらプロがランキングの上位から実現可能そうなものを選んで開発して、売り上げのごく一部をデザインした人にもあげる
パソコンってユーザーが不満を持ってる部分ってすごく多いし、みんな意見もばらばらでベストなものを作るのはすごく難しいし、改良できてもほいほいアップデートさせるとそれはそれで文句が出る
ならランキング方式で大多数が求めるインターフェースや機能を知っておけば、最初からベストなものを作れるのでは?
って思ったけど、実際はうまくいかないんじゃない?
みんなが否定してくれないと俺は起業することになってしまう…