温泉入ってきた話する #31

31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 23:01:37.00 ID:FlzzEX3V

移動に次ぐ移動で俺の体は疲弊し切っていた
唯一それを癒やしてくれるのが薔薇園に迷い込んだ艶やかな妖精達
思えば俺の人生は逃げてばかりだった
もう逃げることはやめよう
俺は妖精達に触れるべく踵を返す
一歩、また一歩と踏みしめていく
タッチ!やっと…やっと触れることができた
瞬間、俺の体は冬空を駆ける北風となっていた
きっとデメテルの仕業に違いない
そう思った俺は友人の元へと急いだ

このスレッドを全て表示


このスレッドは過去ログです。