白鵬とボブサップ ID:vh8e85+1

白鵬「ごわすごわす」ﾄﾞｼﾄﾞｼ

ﾄﾞﾝｯ

白鵬「痛っ！誰でごわす！ちゃんと前見てあるくでごわす！」

サップ「ボブサップだお」ｷﾞﾛｯ

白鵬「ボブサップ？知らないなぁ」

サップ「あ？もぐりかお前」

白鵬「もぐりではない。白鵬だ」

サップ「白鵬？大層な名前だなぁ」

白鵬「とにかく、謝ってもらおうか」

サップ「なぜ俺が謝る？ぶつかってきたのはそちらだろう」

白鵬「なんだと」ｶﾞｯ

サップ「お？やんのか？」

＜あーちょっと待ったおふたりさん

白鵬「だれだ？」

男「まあまあこんなとこでけんかなんてやめなさいよ」

サップ「お前には関係ない。引っ込んでろ」

男「落ち着きなさいな。警察呼ぶよ」ｽﾁｬ

サップ「だが悪いのはあいつだ」

白鵬「なにを」

男「落ち着きなって。勝負なら他所でやりませんか？」

サップ「？」

白鵬「どういうことだ？」

男「おふたりがけんかなんてしたらただ事じゃすまない」

男「てわけで、その勝負、俺に預からせてもらえないかな？」

サップ「ほ～、正式なジャッジメントがつくのか。その方がわかりやすくていいな」

白鵬「いいだろう。受けて立つ」

男「よし決まり。じゃあさっそく説明するぜ」

男「単純な勝負だ」

男「ふたりにはアイドルのオーディションを受けてもらうぜ」

白鵬「なっ！？」

サップ「おいおいどういうことだ？」

男「AKBグループって知ってるだろ？」

男「1週間後、そこの会館でオーディションが開かれるんだ」

男「おふたりにはそれに出てもらって、競い合ってもらう」

男「どちらが審査員によりいい印象をもってもらえるかで勝負だ」

白鵬「なるほど、わかりやすい勝負だ」

サップ「ほーおもしれぇ」ﾎﾟｷﾎﾟｷ

男「オーディションには俺から申し込んでおく」

男「当日までに精一杯、自分の可愛さを追求してくれ」

白鵬「よしきた！おいボブサップ、負けないからな！」

サップ「上等だコラ！俺の可愛さの前にひれ伏すがいいわ」

男「じゃあ当日また会いましょうや」