お前ら「早くなんとかしなきゃ……」
俺「例えば何をどうする？」
お前ら「えっ……それは……」
俺「ここは見たところシェルターだ、俺たちがどうこうしたところで無駄さ」
お前ら「でも……」
俺「それに外に出たところでどうする？」
俺「俺たちにはもう帰る場所も行く場所も無いんだ」
お前ら「……」
俺「お前ら……ここには誰もいない、俺たちを差別する奴らも……」ｷﾞｭｯ
お前ら「んっ……」
俺「外は辛いことばかりだ……それでもお前らは外に出たいのか……？」
お前ら「僕は……」
お前ら「俺さんと一緒がいい」ｷﾞｭｯ
俺「お前ら……好きだ」
お前ら「うん……」
───────
俺「お前らっ！お前らっ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
お前ら「俺さんっ……！イクッ！！」ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
俺「俺も……！お前ら！！！」ﾋﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
俺「はぁ……はぁ……」
お前ら「俺さん……」
俺「もう限界みたいだ……」ﾊﾞﾀｯ
お前ら「！」
俺「すまない……俺はもうダメだ」
お前ら「うん……僕もすぐいくよ」
俺「流石に……飲まず食わずで５日間セックスはヤバイな……はは」
お前ら「俺さんがしようって言ったんでしょ」
俺「でも、悪くなかったろ？」
お前ら「まあね」
俺「ははは……なあ、お前ら」
俺「後悔してないか……？」
お前ら「……うん」
お前ら「ただ……もう少し俺さんと一緒にいたかった」
俺「……悪いな」
お前ら「いいんだ……これも運命さ」
お前ら「俺さん……向こうに行ってもずっと一緒だよ」
俺「あぁ……ずっとだ……」
愛の籠 ED2 -永遠の愛-