近未来の話なの
その時代には、字を書くための「紙」はもうなくて、手帳やノートも薄っぺらい端末なの
本を買うときも、紙じゃなくてデーターで買うの
個人ですら100TB以上使用するこの時代では、データーは基本的にオンライン、いわゆるクラウドに保存されているの
でも、無数のサーバーがとある島に建てられていて、容量は余るほどあるの
このサーバーは国連てきなあれが、あれをそうしてる感じで、絶対的なセキュリティーを持っていて、個人でも企業でも無料で使用することができるの
でも、もちろんそれ以外の有料のサーバーや、個人で作ったサーバーも普通に存在してるの
現代もそうだけど、情報が多すぎて個人でも、企業でも、すべての情報を扱いきれてないの
そんな時代に、スーパーコンピューターとか、最新のＡＩとかを利用して、そのあり余った情報を用いて「未来を予測するビジネス」が誕生するの
子供の未来から会社の先行きまで、なんでも予測するんだけど、お金を払って「未来予測」を購入しなければならないの
「未来を予測するビジネス」をしている会社は複数あって、より正確な予測をする会社が売っている「未来予測」は、より高額になるの
でも、「未来予測」は所詮予測にすぎないから外すことだってあるし、偶然しょぼい会社が、大企業が予測できなかった未来を的中させてしまうことだってあるの
「未来予測」が外れても、お金を顧客に返す必要はないんだけど、予測の的中率が公表されるから、外しすぎると売れなくて値下げすることになるの
現代なら、「才能」がある人は自分の力で成功を手にすることができるけど、この時代は違うの
膨大なデーターを用いて求められた「未来予測」は、人間という種の知能を軽く凌駕してるの
だからお金を払って「未来予測」を手に入れないと、底辺の生活をすることになるの
子供が生まれたら、知能テストや運動テストなどをして、そのデーターを会社に渡して「未来予測」を購入するのは当たり前のことなの
お菓子を買うとき、ポテチにするのがいいのか、アイスにしたほうがいいのか、みたいなしょぼいことに「未来予測」を使う必要はないの。
でも、学科を決めるときとか、就職先を選ぶときとか、家を買うときとか、そういう重大な決断をするときは、「未来予知」を購入してそれに従うのが常識なの
人間の生まれ持った「才能」なんて「未来予測」をするための情報の一つにすぎず、より正確な「未来予測」を手に入れた人間が勝つことになるの
つまり、正確な「未来予測」を手に入れられるかどうか、それですべての勝ち負けが決まるの
ここでやっと主人公の説明ができるの
主人公はとても繊細で、相手の気持ちを読み取ることができるの
それはどういうことかというと、ぶっちゃけ暗殺教室の渚くんが持ってた能力のパクリなの
相手の悲しい気持ちとか、怒ってる感情とか、そういうものを読み取れるの
でも読み取れるのはあくまで「感情」で、考えてることがわかるわけではないの
主人公は、膨大なデーターから予測した「正しい選択」と、人間の「感情」に大きな矛盾を感じるの
例えば、主人公の親友（女性、オタク）が本当はプログラマーになりたかったのに、「未来予測」によってアイドルになる、みたいなストーリーを入れたいの
ここで重要なのは、もし親友が「未来予測」に反してプログラマーになっていたら、ほぼ確実に、会社を首になってパソコンも買えないような貧乏生活を強いられる未来が待っていたということなの
主人公の持つ「才能」は、「感情」に関わるもので、「未来予測」の裏をかくことができるの
それはどういうことかというと、「未来予測」はデーターを元に作り出されるわけだけど、「感情」が直接的にデーターとして入力されることはないの
脳から出る物質や表情や動きなどから、大体の「感情」を読み取って、「未来予測」を作るためのデーターとして使うけど、読み取った感情データーの精度は最も低いの
だから、主人公が、非常に高い精度で「感情」を読み取って、その「感情」を変えてしまうと、「未来予測」を外させることができる場合があるの
例えば、ＡさんがＢさんを殴る未来があったとするの
これは「未来予測」が、AさんとBさんに酷似した人間のデーターをすべて集めて、この二人が出会った場合どうなるかを、理論的に予測した結果なの
でも、「感情」をデータとして扱うのは非常に難しいから、AさんがBさんに対して抱いている「感情」を、単純に「怒り・レベル５」というふうに解釈しているの
でも、主人公が読み取った正確な「感情」は「嫉妬」なの
Ａさんの前で、ＢさんとＣさんがイチャイチャしてたから殴っちゃったの
主人公がＡさんとBさんをくっつける手助けをして、ＡさんがＢさんを殴るのではなく、なでなでする未来がくるの
精度の低い「感情」データーを元にした「未来予測」は、主人公が介入するとAさんはＢさんを殴らない、というところまで予測できたとしても、まさかなでなでしちゃうとは予測できないの
ここで重要なのは、主人公が介入する場合、介入することはほぼ100％予測されてしまうの
つまり、基本的に主人公が不利なの（そのほうが燃えるの）
話の内容は基本的に、主人公が「未来予測」に抗う心理戦になるの
主人公の目的は、一番初めに話した島にある無数のサーバーを全て破壊することなの
それによって、世の中に存在する84.57%のデーターが喪失して、「未来予測」はデーター不足で作れなくなるの
これは主人公の目的だけど、結局実現しないの
戦いの流れは大雑把にこうなるの
１、親友の夢と現実に矛盾を感じる
２、「未来予測」が不可能と決断した、親友のプログラーマーとしての就職を成功させる
３、親友の成功から過剰な自信を得て、様々な人の夢をかなえる「夢売り」として商売を始める
４、何度も失敗し挫折して、結局「未来予測」の通り、超貧乏生活を送ることになる
５、「夢売り」のうわさを聞いて、仲間にしてほしいというやつらが集まり、「未来制作」という組織を立ち上げる
６、仲間と協力して、多くの依頼をクリアし、かなりでかい規模の組織になる
７、国連的なあれに属していない国に移動して、サーバーの破壊を企む
８、国連的なあれは、最高レベルの「未来予測」を用いてサーバー破壊を阻止しようとする
９、結局国連的なあれが勝つが、戦いの最中に積み重ねられた感情データーを用いると、人類が滅びる「未来予測」が出る
１０、人類のために使っていたはずの「未来予測」が人類を滅ぼしてしまう矛盾に気づいた国連的なあれは、「未来を予測するビジネス」を禁止する
１１、いろいろあってハッピーエンド
この作品は、人間の「競争」の限界を表しているの
文明がなかったとき、肉体的な力が強いものが支配する側、つまり「勝者」だったの
支配する人間と支配される人間に分かれて、社会というものが出来上がったとき、すでに支配されている人間は、力が強くても勝つことは難しくなったの
だから、支配する人間に取り入ったり、血縁になれたりした者たちが「勝者」になったの
自由や平等が法律の基本になって、あからさまなヒエラルキーが弱くなっても、人類は「競争」なしでは生きられないの
経済、つまりお金を中心にした社会では、勉強して知識のあるものが有利なの
つまり、肉体的な力や家柄だけでは勝てないの
これは今の現代社会で、より多くの知識を持ち、さらに頭がいい人間が「勝者」になるの
でも、この先多すぎる知識は人間が覚えきれず、情報処理能力ではコンピューターに劣る時代が来るかもしれないの
核爆弾という強すぎる武器を、人間が上手に扱えないように、情報も人間が扱えないようになってしまうと、「競争」の規模が大きすぎて人類という種にふさわしくないの
最終的には、人間よりもすぐれたものを人間が作り出してしまって、それは人間が滅ぶ原因になると思うの
「競争」と「進化」は一緒だけど、人間に種としての限界がある以上、「競争」と「進化」にも限界があると思うの
限界がある、それはつまり人間にふさわしい社会があると思うの
その社会にたどり着く方法は、「最大化」ではなくて「最適化」だと思うの
結局なにが言いたいかというと、子供も大人も知識や知恵比べにお金と労力を費やす今の時代、精神状態は決していいものではないの
もっと「心」を大切にできる社会を目指すべきだと思うの
具体的に言えば、新しい「機械」や「システム」を開発して、もっと「便利」で「安全」な世の中を目指すけど、人の心を楽しませるための「芸術」や「娯楽」の研究があってもいいと思うの
「娯楽」だって進化してるぞ！っていう人もいるかもしれないけど、ゲームとかインターネット上のコミュニティーとか、そういったものが心の健康にいいのかどうか、非常に疑問なの
人類としてだけでなく、個人として何が最も大切なのか、勉強や仕事やネットにほとんど時間を費やしてしまっていいのか、それらよりももっと大切なものがあるのではないか
そういうことを考える機会を与えられる作品が書きたいの
よく分からんが書いたら読んでやるよ
>>16
やさしいの
実は>>1がその主人公で失敗した未来を変えるためにいまここにかいてるんだろ？
>>18
童貞は妄想力がすごいって本当だったの
あ、でもわたしも処女だから気にすることないの
なんかに似てると思ったらマイノリティリポートだった
>>20
ウィキで読んだらPSYCHO-PASSがマイノリのパクリにしか思えなくなったの
調べてみたらPSYCHO-PASSの方が先だったみたいなの
パクリとか言ってごめんなの
そろそろ寝る時間なの
まだjsだから、早く寝ないとグラマーに成長できないの
そんなことより、ある日突然知り合いのおじちゃんにねっとりとしたペッティングで怯えながらも性に慣らされ始め小学生にしてメスの快感を目指せさられた所を処女のままアナル調教や露出プレイ等変態調教をうけ、直接犯されなくても子宮が子作りしたいと思うようになっていき遂に疼く本能に堪えきれずおじさんにがに股エロポーズで処女レイプしてほしいって懇願するんだけどその代わりに淫紋やクリピアスと首輪を付けたスケベロリ奴隷になる事を持ちかけられ葛藤するも変態快楽を覚え込ませられた幼い身体はそれすら期待して嬉々としておじさんの所有物として目覚め、墜ちていく官能小説書かない？
jsって書けば俺らが釣れると思ったか
サバ読んでんじゃねえよ文章のJC臭隠せてねえんだよ！
>個人ですら100TB以上使用するこの時代では、データーは基本的にオンライン、いわゆるクラウドに保存されているの
近未来ならHDD100T以上の出てると思うよ
むしろ通信の方が圧迫してクラウドってのは厳しそう
いくら近未来でも100TBやりとりってのは専用回線になるんじゃないの
ラノベにするより普通の小説として書いた方が面白そうな題材だとおもいましたまる
ラノベっぽいガチなやつ書きたいなら早川あたりに出せばいんじゃない
後で読ませて
短編でもいいぞ
ラノベなら国連関連を削れ
漫画原作なら予測戦闘メインに
小説ならでかい組織になった時点から書いて回想で過去入れろ
超管理社会系SF？
テーマを貫きたいなら巨悪と戦う構造はやめたほうがいい
PSYCHO-PASS見て管理社会怖いって教訓得られなかっただろ？所詮エンタメになってしまう
それよりは夢を叶える人間の生涯にスポット当てて短編集みたいにしたほうがいい、蟲師みたいな感じで
プロット通りにやるなら逆にもっといろんなもの詰め込んで何が読み取れるかは読み手に任せたほうがいい
>>24
おじさんが書いたらいい作品ができると思うの
>>25
js6はjcと同じようなものなの
女の子は成長が早いの
>>26,27
専門じゃないからよくわからないの
でも作品にしたら細かいところまでしっかりしたいとは思ってるの
>>28-31
ssしか書いたことがなくて、ラノベなら文章力がなくてもかけると思ったの(偏見)
本当ならアニメにしたいの
小説でも漫画でも、最近の子供は文字読むの大嫌いなの
>>32
「未来予測」はあくまでビジネスで、お金が目的なの
だから誰かが誰かを支配したり管理したりしてるわけじゃないの
例えば現代だって、学歴がない人は見下されるの
だから運動が得意な子供も、教室に何時間も拘束されて勉強することを強いられるの
本来なら、スポーツのプロになることも営業のプロになることも全く同じことのはずなのに、ビジネスを学んだ人間が明らかに有利なの
でも「未来予測」が存在している世界では、いくら自分一人で勉強しても負けるの
それは「未来予測」が最も効率の良い勉強方法を示すからなの
つまり、「管理社会」ではなくて「行き過ぎた競争社会」なの
でも、わたしは現代の競争も既に行き過ぎてると思うの
>>33
確かに話が大きくなりすぎると安っぽくなるの
もっと狭い範囲で話をすすめる方法を考えてみるの
説明くさくならずに読者に伝えられる文章が書けるなら読んでみたいな
自分の知ってる中だとガタカって映画が一番近い
一番の問題はエンディングがほぼ確定済みだからエンターテイメントとしてあまり面白いものではない事
>>36
わたし的にも、PSYCHO-PASSよりガタカの方が考えが近いの
エンディングが確定済みというのは、エンディングが予測しやすいという意味なの？
予測し易いっていうかある種の説法を含んでいる以上
主人公がその「未来予測」を受けていない或いは低い評価をされたのにもかかわらず社会的に成功した
という話の大枠が設定の時点で決まってしまうので意外性や話の広がりを含める事が極めて難しくなる
>>38
話の方向性が最初から明らかになってるということね
まあそれは諦めちゃうの
最初の方しか読んでないけど
脳のデータを格納するスペースがない人間を劣等種として扱う世界のほうが話が作りやすい気がする
わかりやすい矛盾をベースにするほうがこの手の話としては楽だろう
わかりにくくても話は作れるがディテールに関してかなりシビアになるので
ラノベ向きではないと思う
予測は過去のデータから統計取ってしてるってことでいいの？
あと予測がそこまで浸透してるなら他の予測による行動によって別の予測が当たらなくなる事が多発すると思うの
>>40
そうすると、話が根本的に変わってしまうの
この話で問題になっているのは、勝ち負けではなくて、「利益」=「幸せ」にはならないということなの
例で挙げた主人公の親友は、アイドルとして大成功したけど、本当はプログラマーになりたかったの
今の時代、文明が発達して食べ物には困らないけど、精神は荒んでいるの
進化していくと、人の心は不幸になっていく
ここが矛盾のポイントなの
たしかにわかりづらいけど、ここは譲りたくないの
>>41
そういうことなの
データが多いほど正確な予測ができるのは、天気予報と同じ原理なの
予測と予測がぶつかる問題については見逃していたの
考え直す必要があるの
>>42
じゃあ更に質問で申し訳ないけど
企業ごとに予測精度が違う理由が知りたいの
どの企業もとある島のデータを使ってると思うけど
データが同じならばそこから得られる統計データも同じになると思うの
あと勝手なお節介だけど>>1にはブラックスワンって言う本を読んで見てほしいの
分かりやすく言うと過去のデータから得られる予測には限界があるていう本できっと役に立つと思うの
>>22
マイノリティリポートは1956年の作品だぞ
>>43
サーバー(容量)は無料で使えるけど、データは購入しなきゃいけないの
これは、他人のサーバーの中身を共有して見れるってことじゃなくて、サーバーは余るほどあるからいくらでも使えるって意味なの
情報処理と演算能力の違いでも精度の差はでるけど、一番は情報量の違いなの
情報がいくらあっても予測に限界があるっていうのは嬉しいニュースなの
主人公は、「未来予測」が最も苦手とする感情データを攻めるわけだから、予測が完璧すぎると話が成り立たないの
>>44
マイノリはPSYCHO-PASSのパクリだ！っていうのをネットで読んだから騙されたの！
PSYCHO-PASSがパクリだったの！
>>45
限界があるというよりは過去データから予測できるものは実は少ないの
分かりやすく言えば非線形だと過去のデータは意味をなさないの
例えば身長とかだったら外れ値として3mの人が何人かいてもならされて1～2mに収まるの
それにたいして富の分布みたいに非線形だと上位1%が全体の50%を占有してるみたいに外れ値(ブラックスワン)の寄与が極めて大きくなるの
ここで大事なのはブラックスワンというのは稀で予測できなくて影響が大きいということなの
(正規分布するからありえないけど)身長を例にとれば一人だけ1560万mの身長なんて人が出てくるみたいなことなの
だから線形性があると思ってたものがブラックスワンによっていきなり非線形になることもあるの
その点ではある意味主人公がブラックスワンとも言えるの
>>47
なるほどなの
作品内で使えそうなの
このスレなんかすごい
>>49
このスレとは比べ物にならないくらいすごい作品にしたいの
ラノベにするならどう単純化するかが問題だな
これの論点を具体的にわかりやすく、かつ面白くまとめるのは相当しんどいぞ
ラノベにすると途端につまらなくなりそう
>>51,52
色々考えてみるの
組織の規模が大きくなるにつれてグダっていきそう
組織の規模が小さく圧倒的に劣勢であったが組織での活動により『未来予測』に誤差が生じ始め国連的なアレは未来予測によるビジネスから撤退せざるせざるを得なくなり違う形でだが主人公の夢が叶った
とかの方がラノベとしては盛り上がりそう
主人公の目的？夢？がサーバーの破壊だけれどもそれを成す意味は未来予測なんかより感情を優先させたかったって事でいいのかな？
>>54
それいいの
もらったの
そうなの
未来予測で手に入れられるのは利益で、特に物質的なものなの
主人公は、物質的に満たされても心が満たされるわけではないから、感情を取ろうみたいな感じなの
昔より便利で食べ物に困らない現代の方が、精神的に問題を抱えている人が多いという矛盾を表したいの
でも組織が規模が小さいと未来予測へと送られるデータが少なくなるから組織の活動を聞きつけ個人や別の団体も活動し始めた方がいいかも
例えばアイドルを夢見ていた少女が夢売りでアイドルになれた事をテレビで話した事で世間に夢売りの事を未来予測で決められた選択ではなく自身の夢を目指してもいいんだと夢を諦めた人たちを後押しさせ個人や別の団体も活動し始めるような
後はヒロインも必要になってくると思う
章ごとのヒロインなのか固定なのか
>>56
確かに、主人公だけが反対組織になる必要ないの
他の団体が存在しててもいいの
個人的に章ごとのヒロインが好みなの
顧客をヒロインにしてもいいと思うの
レスラーの将来を「未来予測」に勧められた男の子が、自分の夢である男の娘アイドルになる話とか書いてみたいの
一通り目を通したけど正直クるものがあった
期待してるから良い物に仕上げてくれ
>>58
悪いけど、約束はできないの
(こう言うと、信用できる人間に見られるってどこかで聞いたの)
できたらここにあげるの？
完成する頃にはこのスレは落ちてると思うの
（nextも終わってるかもなの）
読みたいからゆっくりでいいから構想を固めていってくれ
期待してる
約束はできないけどやってみるの