その時、俺はとてつもない違和感を感じていた。 #1

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/05/05(木) 20:42:44.19 ID:l+PhUSxf

なんだこの感じは・・・


今までに無かった感覚が全身を包む。
俺は必死で記憶の糸をたどり違和感の答えを捜す。


こんな筈じゃない、こんな筈では・・・


嫌な汗が額を伝う。
ますます強くなる違和感は俺の神経を削り、脳が悲鳴を上げる。


どのくらいの時間が経ったろうか、突然記憶の糸が一本に繋がった。


そうだこれは柏餅だ。桜餅じゃあない。
葉っぱは食べる必要なんか無かったんだ。


安堵の息を漏らし、手に取った柏餅を見つめる。

「葉っぱごとじゃあ美味いわけないよな」

そうつぶやいた次の瞬間、背後から人の気配を感じた・・・!





???「可哀想に。本当に美味い柏餅を食った事がないんだな。」

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