連続NEP小説「おちん」 #2

2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2016/04/18(月) 00:06:34.60 ID:6Jl+Lipr

「さて、どこまで話したかねえ…」

往時の周囲を圧するような声音は影を潜めたものの、耳にした者が意識を傾けざるを得ない力のある声が発する。

「そうそう、それからケネディの坊やがあたしの前で土下座の真似事をしてみせたんだ」

この場で最も長く老婆と過ごした老爺は、あれは傑作だったと、くつくつと笑う彼女の姿に、在りし日の美しい少女の姿を見た。

「ま、それで許すほどあたしゃ甘かぁないがね。結果はご存知の通り」

その強烈な笑みで途端に空気は一変し、その場にいた全員がしめやかに失禁した。

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