ですりん「い、いやぁ......さわらないでぇっ......」ジタバタ #36

36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/08/30(日) 01:49:35.84 ID:4KsHLcTh

ぐちゅぐちゅと、暴漢が秘洞を犯す音がくらい部屋に響き渡る。
あの痛々しく忘れられぬ日。あれから数日がたち、ですりんは見も心も疲れ果てていた。

「......うっ、......ふぅ」

壁に寄りかからせ内股になっている足を、溢れだした白い跡がなぞる。

「......いつまで」
「うん?何か言ったかお?」
「......いつまで続くの」

最早ですりんの目には一筋の希望さえなく、ただ壁の汚れを見つめる日々であった。

「だから、なんだも言わせるなお。ですりんたんは僕のものなんだお。だから、一生僕の奴隷なんだお」

非情な言葉とは裏腹に、彼女の心は冷静だった。何を言われても、受け入れるしかないのだ。

「......さ、もう一回いくお」

気を取り直したかのように、男の呼吸が荒くなり、熱い物がですりんに宛がわれる。
そして、臀部を鷲掴みにされながら一息に貫かれる。

「......かはっ」
「デュフ。相変わらず一気挿れは気持ち良いおっ......」

あの日から、酸化する鉄のように錆び付いていたですりんの日々に、一つだけ変化があった。
それは、今までにはない快楽の飛沫が、ですりんに向かってきたのだ。

「......くっ、はっ......」
「......おっ?ついにですりんたんも気持ち良くなってきちゃったかお?」
「......そ、そんなわけ......ないでしょっ......」

嫌がる気持ちとは裏腹に、飛沫は波へと変わっていく。

「い、嫌っ......嫌なのにっ......」

そして少女は、黒い欲望の大海に、ついに沈んだ。

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