「あっ……あっ……」
あまりの快感に耐えきれず、体を大きくのけぞらせるワカメ。
堀川の腰の動きに伴って、淫らな水音が部屋に響きわたる。
「ワカメちゃん……僕……もう……」
「堀川くん……っ」
次の瞬間、堀川のペニスは激しく脈打ち、ワカメの中に熱い精液が注ぎ込まれた。
ワカメの秘壺から、受けとめきれなかった精液まじりの愛液が流れ出し、敷き布団を湿らせた。
「堀川くん……大好きよっ……」
「僕もだよ……ワカメちゃん……」
営みを終えたあと、しばし見つめ合うふたり。
そのままゆっくりと唇を重ね、互いに優しく抱擁を交わした……。
――窓から差し込む月の光が、ふたりの裸体を明々と照らしていた。
完