安価でSS書く #38

38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/24(火) 00:03:57.63 ID:rhwXHPOX

マサ子「あ、シャチョサーンいらっしゃーい待ってたヨー」

おっさん「……」

マサ子「どうしたの?顔怖いヨ」

おっさん「……お前、全部ウソだったんだろ」

マサ子「え……なんの話?」

おっさん「いや、もういいわ。もうお前のことは一切信じない。これからここに警察呼ぶから」

PRRRRRR……

マサ子「ちょっちょっと待ってシャチョサーン!!」

おっさん「るっせぇ!お前の言葉全部信じて、なけなしの金お前につぎ込んで……! 」

マサ子「……」

おっさん「……」

マサ子「ごめんなさい。ワタシ、本当にお金なくて……」

おっさん「黙れよ」

マサ子「DVを受けてたのは嘘。でもワタシは母子家庭で育って、出稼ぎに来たのは本当ヨ……」

おっさん「……」

マサ子「こんな汚いことやっておいておかしいけど、シャチョサーンには本当に感謝してるヨ」

おっさん「……」

マサ子「だから……。だから、シャチョサーンが警察呼んで、それで逮捕されるのなら、ワタシはもう諦めるヨ」

おっさん「えっ……」

マサ子「きっと、中国に強制送還されて、ワタシはお母さんと心中するヨ」

おっさん「……」

マサ子「中国の田舎は、まともな仕事なんて一切ない。レイプなんて日常茶飯事。そんな世界で、ワタシは生きていける自信はないヨ」

おっさん「マサ子……」

マサ子「警察呼ぶなら呼んでください。もう、いいです」

おっさん「……」

マサ子「呼ばないの?」

おっさん「……俺は別にお前に死んでほしいわけじゃない。謝って欲しいんだ」

マサ子「……ごめんなさい」

おっさん「……」

マサ子「本当にごめんなさい……」

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