安価でSS書くわ #319

319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2015/03/07(土) 21:57:14.61 ID:MnRIm4hO

男「オーイェエエエェエエエエェエエエ~ッ!!」

デンッ!

おいたん(若)「あのさ……」

男「は、はい」

おいたん(若)「ミュージカルってただ叫べばいいものじゃねーんだわ」

男「……はい」

おいたん(若)「確かに声量は大事だけど、お前のは安い歌い手がカラオケで叫んでんのと一緒」

劇団員「うわまた始まったよ……おいたんのいびり」

女「もう本当に嫌になるよね……。才能あるからって調子乗りすぎ……」

おいたん(若)「お前ミュージカル向いてないよ。やめちまえやめちまえ」

男「……」

おいたん(若)「あーあ、俺こんなレベルの低い奴と一緒に歌いたくねーよ。なあ?みんなもそうだろ?」

劇団員「……」

女「……」

ーーーーーーーーーーーー

ダンボール「この前雑草ちゃんから聞いたんだけど、あんたここによく来る鳩に話しかけてたんだってね!!私知ってるんだからね!」

おいたん「……」

ダンボール「本ッ当に私を思ってるなら、どうしてそんなことができたのか私には理解ができませんッ!ちょっと聞いてるの人の話!!」

おいたん「……お、おう。すまん、昔を思い出して……」

ダンボール「そんなことどうでもいい!別に私も接触してる地面君といつもお話ししてるんだからね!?あんただけが全ての女じゃないんだからッ!」

おいたん「……」

おいたん「ほら、あの日を~♪思い出してごらん」

ダンボール「なっなに急に……。そんなゴミみたいな歌で私をごまかそうなんて……」

おいたん「君が、業者に回収されそになったとき~♪」

脳内ピアノ「るんるるるんるるん」

おいたん「僕は~思わず手にとってしまった……」

ダンボール「ッ……」

おいたん「寒そうな君~♪僕が優しく抱きしめてあげるよ」

やかん「はぁー♪ラーラーー♪」

おいたん「一目惚れだった……君の肌触り~独特のリサイクル臭~♪」

ダンボール「……」

おいたん「僕が公園で~組み立てると君は言う~♪」

おいたん「私を……」

ダンボール「私をオオオオオ愛してエエエ~!!」

脳内ピアノ「るんっ!!ルルルンルッジャラッ!!」

おいたん「あぁ~あ~♪当然さーぼくには君しかいない~♪」

ダンボール「二人手を取って歩いていくのおおおお~♪」

やかん「LALALALA~♪」

おいたん「ここに誓おう~♪」

ダンボール「誓おう~♪」

そう……愛していると……

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