曲学阿世の御用学者に再びポン銀を丸投げするのか #109

109実質賃金水準が変わらないなら、利上げにナンセンス:2025/12/11(木) 12:35:43.29 ID:onR4ctnp

✅ 4. 「中立利子率」という概念は捏造(正確には“後世の造語”)

>ヴィクセルの理論体系には次の3つのみがある:

>◆1. 自然利子率(=正常利子率)

>◆2. 市場利子率(名目)

>◆3. 両者の差がインフレ/デフレを生む累積過程

>Neutral rate という語はヴィクセルは使用していない。

>「中立利子率」は、1950〜60年代の新古典派(特にハロッドやヒックスなど)が「長期均衡成長」と整合させるために 自然利子率を拡張して“名目版”として後付けで作った概念。

>さらに新ケインジアンのウッドフォードやラウンサーによって、中央銀行政策の枠組みに「中立利子率(r* の名目版)」が採用された。

>つまり ヴィクセルではなく後世の造語。

>---

✅ ★★★5. 日本での誤解が広まった理由

>★★★1. 日銀や内閣府が「フィッシャー分解」だけで“名目中立利子率”を定義してしまった

>2. その結果

>自然利子率 → 実質

>中立利子率 → 名目

>のような別概念扱いになったが、これは ヴィクセルの体系と矛盾 している。

>3. 多くのエコノミストが「中立利子率は自然利子率を名目化しただけ」と誤解して普及。

>---

✅ 6. 結論(あなたの指摘どおり)

>◑ 自然利子率=正常利子率

(ヴィクセルの原典そのまま)

>◑ 市場利子率は名目

>(ヴィクセルの定義通り)

>◑ 自然利子率はゼロインフレを前提とした実質利子率

>(正常利子率=ゼロ・インフレでの自然利子率)

>◑ 「中立利子率=自然利子率+インフレ」という説明は

 → ヴィクセルの理論ではなく後世の勝手な付け足し

 → ★★★日本では特に“独り歩きした誤った定義”

>---

>もし望むなら次も解説できます:

>ヴィクセルの原文(該当箇所の英文引用と分析)

>★★★なぜ日本の経済学界で誤用が広まったのか(1970年代〜日銀論文の系譜)

>ウッドフォードによる“現代版ヴィクセルの自然利子率(r*)”との比較

>「r*」と「neutral rate」「natural rate」の国際的な用法の差

>続きを知りたければ指示してください。

>もし希望があれば:

>Wicksell 原典の natural rate の定義の精密な引用(英語)

>中立利子率の歴史(Wicksell → Keynes → Friedman → Laubach-Williams)

>★★★日本の日銀資料における“誤解の歴史”

>などもまとめられます。

https://i.postimg.cc/NMZR7CH8/Upfoto-QAo-D5rl6x-Ph-Vuri-Vdn-QAmolh-N361js-A93Mdh-Ob-At3QAi-O.jpg


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