>★★★3. 日本で混乱が生じた理由
>★★★日本銀行・内閣府・学界では次のような整理が普及している:
>自然利子率 → 実質の均衡利子率(フィッシャー分解の実質側)
>中立利子率 → 名目の均衡利子率(自然利子率+予想インフレ)
>つまり、
>>> 中立利子率(名目)=自然利子率(実質)+インフレ
>という関係は近代マクロのフィッシャー方程式
>(名目利子率=実質利子率+予想インフレ)
>をそのまま均衡利子率に適用したもの。
>これは「ヴィクセルの原文の理論」ではありません。
>---
>■ 4. まとめ
>概念:ヴィクセルの原典 /現代マクロ(日本含む)
>◆◆自然利子率 natural (=normal) rate。:実質・均衡利子率 /実質の均衡利子率
>◆◆正常利子率: natural と同義 /あまり使われない
>◆◆中立利子率 用語として存在しない 名目の均衡利子率。自然利子率+予想インフレ
>---
>■ 結論
>★★自然利子率=正常利子率 はヴィクセル自身の定義(同義語)。
>★★中立利子率=自然利子率+インフレ はヴィクセルではなく、後世のマクロ学(フィッシャー方程式からの派生)。
>★★★日本で混乱しているのは、ヴィクセルの用語(実質概念)と現代マクロの名目概念が混在しているため。
>必要なら、ヴィクセルの原文引用(英語)や後世のHicks、Lindahl、Woodfordによる自然利子率の発展、日銀の中立利子率推計の仕組みも説明できます。
https://i.postimg.cc/zfsf4fj1/a-21-year-old-slender-and-stunning-beauty-with-ver-by-rivegauche202512-dl1qbnx-414w-2x.jpg