川に女性の遺体、警察が捜査 同時期に知人女性も不明に
１５日午前、群馬県館林市の多々良川で女性の遺体が浮いているのが見つかり、群馬県警は１６日、３月２５日から行方不明となっていた栃木県足利市の化粧品販売業萩原孝（たか）さん（８４）と判明したと発表した。群馬県警は、何者かが萩原さんの遺体を遺棄した可能性があるとみて、死体遺棄事件として捜査本部を設置して捜査を始めた。
群馬県警によると、１５日午前１０時５０分ごろ、多々良川で見つかった萩原さんの遺体は、頭に布状の袋がかぶされ、首にマフラーのようなものが巻かれていたという。萩原さんは３月２５日に自宅を車で出た後、行方不明となり、栃木県警足利署が届けを受けていた。群馬県警は１６日、遺体を司法解剖したが、死因特定には至らなかった。
捜査関係者によると、萩原さんが行方不明になったのと同時期に、知人の群馬県板倉町の４０代女性も行方がわからなくなった。群馬県千代田町で見つかった４０代女性の車の中に血の付いた萩原さんの上着があったといい、群馬県警は事情を知っているとみて、この４０代女性を捜している。
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