【経済】「ガラホ」は売れるのか? ガラケー復調の理由 #1

1名無しさん@Next2ch:2015/02/20(金) 21:53:05.84 ID:t2Jkd4Nu

先日、ガラケーの人気が復活しつつあるという調査結果が話題となった。
MM総研の調査によると、2014年1~12月の国内携帯電話端末の出荷台数において
フィーチャーフォン、いわゆるガラケーの出荷台数は1058万台と昨年と比べて2.1ポイント増になったという。

iPhone3Gが登場し、スマートフォンが年間100万台規模で出荷され始めた2008年以降で
フィーチャーフォンの出荷台数が前年を上回るのは初めてのことだ。

これまで各携帯電話会社やメーカーは、スマホを中心とした端末ラインナップ、販売促進に注力してきた。
なぜなら、スマホは通信料金がガラケーと比べて高いために、収益面にプラスに働くからだ。
ガラケーとなれば、通話専用で使えば月額2000円程度に収まるが、スマホとなればデータ通信が頻繁に発生するため
7000円以上の通信費になることがほとんどだ。各携帯電話会社が利益を出すために、スマホを売りまくっていたという経緯がある。

しかし、ここ最近になって、スマホ人気に陰りが出始めている。MM総研の調べでも
スマホにおける2014年の出荷台数は2770万台で、前年から5.3%も減り、2年連続でマイナスとなった。

これまでは、スマホは大画面化やチップセットの進化、バッテリー寿命の改善など、機能強化が図られており
それが買い換え需要につながっていたが、その進化も止まりつつある。
「スマホの新製品にワクワクしなくなった」というのが出荷台数の減少につながっているのかも知れない。

一方、ガラケーに関しては、「ガラケーがいい」という根強いファンがおり、スマホには乗り換えないと言う人が多いようだ。

ガラケーは「バッテリー寿命が長い」「維持費が安い」といったメリットだけでなく
「使い慣れている」「片手操作がしやすい」という点も支持されている。
特に赤ちゃんを抱きかかえながら操作をしたいママたちにとっては
片手で文字入力がしやすいとあってガラケー支持者が多かったりもする。

その状況をとらえ、各キャリアやメーカーも、これまでの「スマホ重視」の路線を転換。
ガラケーユーザーの為の施策を展開するようになった。


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