人気漫画家の東村アキコ氏が15日、株式会社ナターシャが運営するカルチャー情報サイト「コミックナタリー」との間で起きたトラブルを、ブログ上で告白した。
「コミックナタリー」は過去に、アルバイト情報媒体「an」とのコラボ連載企画『教えて!センパイ~あの頃のバイト生活~』で、東村氏のインタビューを掲載。
この記事について、東村氏は「ナタリーにびっくり」という見出しでブログを投稿した。それによれば、東村氏はナタリーの編集者から「『かくかくしかじか』(集英
社から発行されている自伝エッセイ漫画)に描かれているような、過去のアルバイト経験の話を聞きたい」と依頼を受け、「『かくかくしかじか』の宣伝になるかも
しれない」との思いから、これを承諾。
しかし、記事が掲載されると、「an」を宣伝するための“広告ページ”であったことが発覚。自身が「an」の広告塔になることを知らされていなかった東村氏は、
「知らず知らずのうちに、自分が特定の企業の広告に出演していた」「多くの漫画家さんにとってもきっとそうであるように、私のなかでナタリーさんは、あくまで
漫画についてのニュースを発信してくださるサイトでした。そんなナタリーさんが、漫画家を勝手にリスト化して、広告企画をぶち上げて、収入を得る手段にして
いる」ということに、大変ショックを受けたという。
http://news.livedoor.com/article/detail/9582685/