理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーらがSTAP(スタップ)細胞から作ったと報告した幹細胞の遺伝子について、
理研の別の研究者が分析したところ、実験では使っていないはずのマウスの遺伝子が含まれていることが分かった。
ES細胞(胚性幹細胞)など既知の2種類の幹細胞で働く遺伝子と特徴がよく似ており、論文と一致しないという。
理研は、論文に不正があったとして撤回を求める一方、STAP細胞の存在自体については
確認のための検証実験を進めている。今回の分析は、検証実験に影響を与える可能性がある。
理研関係者によると、論文で報告された幹細胞の詳しい遺伝子情報は、公式なデータベースに登録されている。
小保方氏が所属する発生・再生科学総合研究センター(神戸市)とは別の研究拠点である統合生命医科学研究センター
(横浜市)で、これを分析し、理研本部(埼玉県和光市)で開かれた会合で先月、発表した。
STAP存在、新たな疑義…理研内の研究者指摘 (06/04 14:19 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140604-OYT1T50074.html?from
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