土地を取引する際の価格の目安となる公示地価が発表された。
3大都市圏では地価が6年ぶりに上昇に転じ、景気回復の兆しが見えている。
全国で最も地価が高かったのは、8年連続で東京・銀座の「山野楽器銀座本店」で、
1平方メートルあたりの価格は昨年より260万円上昇し、2960万円となっている。
全国平均では、住宅地がマイナス0.6%、商業地がマイナス0.5%と値下がりが続いているが、
下落率は縮小している。
特に、東京、大阪、名古屋の3大都市圏の平均では住宅地がプラス0.5%(去年はマイナス0.6%)、
商業地がプラス1.6%(去年はマイナス0.5%)と、ともに6年ぶりにプラスに転じた。
国土交通省では低金利や、消費動向の回復などが要因と分析している。
また、住宅地の中では、開催が決まった東京オリンピックの会場に近く、インフラ整備への期待感が
高まっている東京都の中央区勝どきや佃、江東区豊洲のマンションの土地が上昇している。
公示地価 3大都市圏で6年ぶりに上昇 (03/19 01:48 日テレNEWS24)
http://www.news24.jp/articles/2014/03/19/07247710.html