国土交通省は27日、2013年12月の建設労働需給調査結果を発表した。
建設現場で必要な人数に対する不足人数の割合を表す不足率は8職種の平均で2・5%と、
前月より0・4ポイント悪化。5か月連続の2%台で、不足が慢性化していることが明らかになった。
全国の建設業者約3000社を対象に、型枠工や鉄筋工など8職種の技能労働者について調べた。
特に、とび工(不足率4・1%)や建築型枠工(同4・0%)が不足している。
今後、確保できるかどうかの見通しについては、3月は36・9%の企業が「確保は困難」と答えた。
国交省は、人件費を見積もる基準となる「公共工事設計労務単価」を引き上げる方針だ。
求むガテン職人…不足が慢性化、平均2・5% (01/28 14:36 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20140128-OYT1T00468.htm
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