患者情報漏洩か 国立がん研究センターのＰＣがウイルス感染 (02/06 14:28 MSN産経)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140206/crm14020614290010-n1.htm
独立行政法人国立がん研究センター東病院（千葉県柏市）で、無料動画再生ソフト
「ＧＯＭ（ゴム）プレーヤー」をアップデート（更新）したパソコン（ＰＣ）２台がウイルスに感染し、
情報の一部が外部に漏洩（ろうえい）した可能性があることが６日、同病院への取材でわかった。
感染したパソコンには、患者の名前や病名などが特定される情報も入っていたという。
同病院によると、ウイルス感染していたのは医師２人が個人所有している業務用ＰＣ。
１月２１日に内閣官房情報セキュリティーセンターから、外部の不正サイトへのアクセスによる
感染の疑いがあるとの連絡を受け、同病院が調査を開始した。
その結果、同月初旬に医師らが同ソフトをアップデートした後、遠隔操作とみられる方法で、
外部の不正サイトに計１００回以上アクセスした記録があることが判明した。
同ソフトは医師が研究用に手術の動画などを見るために使用されていた。
同病院は「どのような情報が流通したのか把握できていない。
ＰＣに入っていた情報がどのようなものか調べている」と話した。