日本共産党相模原市議団(4人)の大田浩氏(37)が、
党への多額の寄付やカンパを事実上強制され、生活に支障をきたしているとして、
離党、離団届を出したことが13日、分かった。
取材に対し大田氏は「年間約300万円も上納させられ、公認時にそんな話は聞いていない」と主張。
党神奈川北部地区委員会は「詳細を説明している。
党公認で当選した以上、役目を果たすべきだ」としている。
大田氏は2011年4月の市議選で初当選。8日に離団届を提出し、10日に離党届を党に郵送した。
離団届は現在、市議団長預かりになっている。
大田氏によると、納付金は、月約48万円(税引き後)の市議報酬のうち
、党費と党への寄付金として毎月約16万円。
8月と12月には「夏季・冬季カンパ」として各約17万円、
年2回の期末手当(ボーナス)時にも各約40万円を納めており、年間総額は約306万円に上る。
市議会局によると、議長、副議長を除く相模原市議の年間報酬は約1090万円(税引き前)。
大田氏は、国政選挙などの際にも臨時のカンパを求められるとし、
これらの納付が「事実上の強制」と訴えている。
離党、離団については、「昨年11月に結婚し、子供ができれば生活できなくなるので決断した」と話し、
無所属の1人会派で活動していく考えを示した。
共産党の公認候補は、党員の中から選出され、選挙戦で全面的なバックアップを受ける。
党規約は、党の資金に関し、「党費、党の事業収入および党への個人の寄付などによってまかなう」
と記載しており、「党費は実収入の1%とする」と定めている。
(以下省略)
共産市議が離党届「毎月の上納金で生活に支障」 (11/14 11:26 読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131114-OYT1T00334.htm
【関連ブログ】
相模原市議会議員 大田ひろしのブログ
http://jcp-sagamihara.jp/ohta/